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授乳中のクラビットについて

赤いカプセル

クラビットはいわゆる合成抗菌剤というなかまの医薬品であり、特に細菌が原因となって発症するような感染症に対して、たいへんすぐれた効き目をもっているものです。
しかし、クラビットは強力な医薬品であるために、使用を避けたほうがよい場合というものも存在していますので、よく確認をする必要があるといえます。
たとえば、授乳中の女性に対してのクラビットの投与が妥当かどうかですが、添付文書のなかには、投与中には授乳を避けさせることが明記されているはずです。
これは、クラビットのなかに含まれている有効成分が、乳汁中に移行するという研究結果が報告されていることによる措置といえます。
出産直後に敗血症という細菌がかかわる感染症にかかってしまった女性に対して、クラビットの有効成分と同様のものを、静脈注射および経口投与したところ、乳汁中にこの成分が検出されたという海外からの研究報告があるのです。
ただし、投与から48時間を経過したあとに測定をしたところでは、この成分は検出限界以下となっていたということです。

そのため、クラビットをまったく使用してはいけないということではありません。
授乳をするのであれば、薬剤の影響が半分にまで減る時間まで待つ必要があります。
半減期が8時間から9時間程度とされていますので、その4倍から6倍程度の時間をあければ、授乳をしても問題をない程度にまで薬剤の影響が消失することが見込まれるとされています。
いずれにしても、クラビットを飲んでからすぐに授乳するということは控えるようにして、授乳するのであれば時間を空けるというのを原則にして、クラビットを利用するのがよいといえるでしょう。

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